無塩バターを有塩バターにする場合、塩の量はどうなるのか

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パン作りの材料

パン作りによくつかう材料の一つにバターがあります。

無塩バターを使うことが一般的ですが、自宅に無塩バターが無く、有塩で代用する場合は塩の量はどのようになるのでしょうか。

有塩のバターで代用するときに、みなさん悩まれているようですので詳しく解説していきます。

無塩バターを有塩バターに代用してパンを作る場合

パンやお菓子作りを頻繁にする人であれば、無塩バターは自宅の冷蔵庫に常備されているかと思いますが、お料理に使うバターは有塩バターが多いので、冷蔵庫に無塩バターが無い!という方もおられるのではないでしょうか。

パンを作ろうと思った時に、冷蔵庫に無塩バターが無い時は、有塩バターで代用できます!

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パン作りには、無塩バターが基本

まず、パン作りで使うバターは、無塩バターが基本です。

レシピに、無塩か有塩のどちらを使用するのかは、記載されていることがほとんどですが、記載がない場合もあります。

レシピに無塩か有塩かが記載されていない場合は、無塩バターと判断して作ります。

パン作りでは、風味を損なわないように無塩バターを使います。

パン作りで有塩バターを使うことは、ほとんどありません。

無塩バターが無ければ有塩バターで代用可能

パンを作る時に、無塩バターが無ければ有塩バターで代用しても構いません。

有塩バターは、無塩バターよりも 塩分が添加されています。

若干の風味や膨らみに差が出ることもありますが、一般的なパン生地であれば、大きく影響することなくほぼ同じように出来上がります。

油脂を多く含んでいるブリオッシュのような生地であれば、風味や味の違いがわかるかもしれませんが、10g、20 g 程度の分量であれば、ほとんどわからないので心配いりません。

油脂を多く含む場合は、有塩バターに変えるとバターの香りを強く感じたり、パン生地の味が濃くなります。

膨らみに関しては、油脂の多い生地の場合は多少膨らみが悪いように感じるかもしれませんが、全く膨らまないということはありませんし、失敗するほどの塩分量は含まれていません。

有塩バターには100gあたり約1.5gの塩分が含まれている

有塩バターには、バター100gあたり約 1.5 gの塩分が含まれています。

パン生地に使用するバターが、10 gだったとします。

10gのバターには 0.15gの塩分が含まれていることになります。

この程度の塩分の差は、気にするほどの量ではないことがわかります。

パン屋さんのように生地の量が多い場合は、バターの量も多くなりますので、塩分の差が大きく感じられますが、自宅で作る量であれば気になる量ではありません。

塩の0.15 gは、計量の時にもこれくらいの誤差は出ています。

どうしても有塩バターの塩分が気になる!という方は、計量した時に、ちょっとだけ塩を少なくしておきましょう。ただし、グラムに変化が無い程度に少なくしてくださいね。

2gが1gになるほど減らすのはNGです!ほんとに気持ち少し少なく、です。

分量は同じ分量で代用してOK

無塩バターを有塩バターに代用する時は、同じ分量で代用してください。

無塩と有塩の違いは味と風味ですので、生地の柔らかさや膨らみを同じにするには、同量のバターが必要です。

有塩バターにすると発酵に影響が出る、と記載されていることも多く見かけますが、自宅で作るレベルであれば 、塩分はごく少量の差ですので、塩分の影響なのか、作った時の環境(気温や湿度)の差なのか判断することはできません。

私自身、パン作りをする時に無塩を切らしてしまった時があり、その時は有塩に変えて作りました。

有塩バターで作ったパンは、いつもと同じように発酵し焼き上がりました。

味については、ほとんど変わりありません。

風味については少しバターの香りが強く出ますが、これも毎日焼いていたら差がわかる、という程度です。

塩の分量もそのままでよい

さきほどもご説明しましたが、有塩バターに含まれている塩分は、バター100gあたり1.5gです。

自宅でパンを作る場合は、生地量もそれほど多くありませんので、10g~20gのバターを入れることが多いです。

1g以下の塩の差が出ても、計量では減らすことは不可能に近いので、そのままの分量で構いません。

あまりないと思いますが・・・有塩バター75gを使う時に、1gの塩を減らすと同じ塩分量のパンを作ることが出来ます。

それくらいの微量なので、心配せず有塩で代用してくださいね。

自宅で作る分量であれば大差なし

上記でご説明した通り、有塩バターに含まれている塩分は、ごく微量です。

無塩バターを、有塩バターに代用してもそれほど大差がない 、と言えるでしょう。

実際に作ってきた経験からしても、よほど 味や香りに敏感な人、もしくはパン作りの経験豊富な人でない限りは、有塩バターで作っても変化に気づくことはありません。

発酵や焼き上がりにも、ほとんど差はありません。

折り込みパンやお菓子作りでは、味や風味に違いが出る

普通のパンを作る時は、有塩バターに変えても気にする必要はほとんどありませんが、バターをたくさん使う折り込みパン(クロワッサンなど)の場合は、無塩バターを有塩バターにすると味や風味に大きく変化が出ます。

パンの味が濃く感じられたり、香りが強く出たりします。バターをたくさん使うパンについては できるだけ無塩バターを使うようにしましょう。

また、お菓子作りでは、バターの量が多い場合がほとんどです。

沢山のバターを使う場合には、塩分量はきちんと考えなくてはいけませんのでご注意ください。

まとめ

私の経験からしても、自宅で作るパンの量のレベルであれば 、無塩バターを有塩バターに代用しても問題ありません。

自宅に無塩バターが無い時や、なかなか手に入らないという時は、有塩バターで代用して作っても構いません。

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