ここ数年で人気急上昇中のシュトーレン。
ご自宅でも作る方が増えました。家で作ったシュトーレンはどれくらい日持ちがするのでしょうか?
手作りのシュトーレンの日持ちはどのくらい?
手作りする場合は、シュトーレンの材料によって日持ちは大きく変わってきます。
詳しくご説明します。
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シュトーレンの材料によって変わる
本来はシュトーレンは日持ちします。
アドベントとして食されるパンでもありますので、少なくても1ヶ月以上は日持ちするように作られています。
しかし、自宅で手作りした場合には使っている材料によって大きく変わります。
自宅で作るシュトーレンには、大きく分けると2種類あります。
パンに近いふんわりしたシュトーレンとクッキーに近いサクッとしたシュトーレンです。
パンに近いシュトーレンは日持ちがしにくく、1週間程度の物が多いです。
クッキーに近いシュトーレンは日持ちも長く1か月程度の物が多くなります。
パンに近い水分の多い生地で作られたシュトーレンはカビが生えたり、腐敗するのが早い為、日持ちしません。
クッキーに近いシュトーレンは卵やバターの量が多く配合されています。卵やバターが多く配合されたパンは老化しにくいので長く楽しむことができます。
シュトーレンを日持ちさせる表面のバターと砂糖
シュトーレンは、焼き上げた後、表面にバターを塗ることで外気を防ぎ、湿気から守ることができます。
バターだけでは酸化してしまうので更に砂糖を表面につけます。
この砂糖が水分を抑え、シュトーレンの日持ちを長くしているのです。
表面に付ける砂糖は粉砂糖が一般的なようですが、粉砂糖はかなりの量を付着させないと外気から守ることはできません。
グラニュー糖を付着させてから粉砂糖をかけると、周りをガチっとガードしてくれて安心ですよ。
更に日持ちさせたい場合は、バターを表面に塗る前にブランデーなどお酒を染み込ませるとアルコールのおかげで雑菌の繁殖を抑えることができます。
保存は冷蔵庫へ
シュトーレンは、日持ちしますが基本的には冷蔵庫で保存してください。
シュトーレンを2,3日で食べてしまう場合には心配いりませんが、部屋が温かい場合や、長い期間シュトーレンを楽しみたいという場合には冷蔵庫へ入れておきましょう。
日持ちしない場合は、冷凍庫で保存
シュトーレンは冷凍保存もできます。
パンに近いシュトーレンの場合は、早い時期に作ってしまうとクリスマスまで日持ちしないこともあります。
そのような場合は、冷凍庫で保存しましょう。
冷凍庫で保存する場合は、あらかじめ薄くスライスして一枚ずつラップしてからジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫へ入れてください。
1ヶ月以上日持ちするシュトーレンでも、冷凍保存することはもちろん可能です。
その場合も、必ず1枚ずつスライスしてから冷凍庫へ入れてください。
解凍する場合は、自然解凍して食べましょう。常温に2時間程度出しておけば解凍できます。
冷凍したシュトーレンにアイスを乗せると美味しい!
個人的には、冷凍したシュトーレンが大好きです。
完全にカチカチに凍ってしまっている場合には、解凍しなくてはいけないのですが、一般的なシュトーレンであれば、氷のようにガチガチに凍るということはありません。
冷凍庫から出したシュトーレンにアイスを少し乗せて食べると絶品です!
凍っていると甘さが増して美味しいです。
冷たくなくても、アイスを乗せたら美味しいのですが、冷凍していたら尚!美味しいです。是非お試しください。
まとめ
シュトーレンは年に1度しか登場しないパンですので、手作りしたい!という方も多いです。
せっかく作ったシュトーレンを美味しく食べるために、保存方法を守りましょう。
シュトーレンをプレゼントするときも、日持ちや保存方法を伝えてあげるようにしてくださいね。