手作りしたパンを、いつでも美味しく食べるには、冷凍保存しておくのが一番いい保存方法です。

パンは日に日に老化していくので、パサついたり固くなったりしますが、冷凍保存しておくと長く楽しむことができます。

自宅でまとめて手作りした時、パン屋でたくさんパンを買った時は冷凍保存しておきましょう。

パンを冷凍したけれど、どのように解凍すればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか？

冷凍パンを美味しく食べることができる、解凍方法をご紹介します。

冷凍保存したパンの解凍方法

パンはラップをしてから、ジップロックなどの保存袋にいれて冷凍庫に入れます。

食パンなどの大型パンは、あらかじめスライスしておき一枚ずつラップしてから冷凍します。

冷凍したパンはどのように解凍すればいいのでしょうか。

自然解凍する

一番、美味しく食べることができるのは自然解凍させることです。

朝にパンを食べたい時は、前日の夜に冷凍庫から食べる分だけパンを出します。

そのまま常温で解凍します。

朝になると解凍されていますので、トースターで温めてもいいですし、そのままでも美味しく食べることができます。

お昼のお弁当に食べる場合は、解凍したパンを、ラップを外してお弁当に入れておきます。（お弁当箱に入れずに持っていく場合はラップのままでもOK）

冷凍したパンは、常温で２～３時間で解凍できますので、お昼頃には解凍されて食べられる状態になっています。

私は、子供のお弁当にウィンナーロールや豚まんを入れていました。

凍ったまま入れられますし、入れている間に勝手に解凍してくれます。

冬場は幼稚園では、お弁当を保温器に入れてくれていたので、出来たてのような温かいパンを食べることができ、子供もとても喜んでくれました。

忙しい朝、お弁当作る時間がない！という時にも大活躍しますよ。

レンジで温める

自然解凍し忘れた時や、冷凍したパンをすぐに食べたい時は、レンジで解凍します。

冷凍庫から出したパンを、ラップで包まれたままレンジに入れます。

レンジで温めすぎるとパサパサになってしまいます。

温める時間は20秒～1分くらいです。

一気に1分にセットせずに、まずは30秒加熱します。

ちょっと温かくなったかな？というところでまず様子をみます。そこから10秒か20秒ずつ追加して少しずつ加熱してください。

これは、パンの大きさや、中に入っている具材の有無、ご自宅のレンジのW数にもよりますので、一気に加熱せず、様子をみながら時間を追加してください。

1分経っても冷たい場合は、そのままトースターに入れましょう。

ある程度は解凍されている状態ですが、レンジで長く加熱するよりは、トースターで加熱した方が美味しく仕上がります。

熱々にレンジで加熱されたパンは、水分が飛んでしまい美味しくありません。

レンジで温めた後に更にトースターで焼くと、中はふんわり外はカリカリに仕上がりますよ。

冷凍のままトースターで焼く

トースターの種類にもよるのですが、冷凍したままのパンをトースターで焼くこともできます。

冷凍のままトースターに入れるのは、食パンやフランスパンが向いています。

凍った状態のままトースターに入れた方が、しっとりして美味しい！という声も多いです。

惣菜パンのような小型パンは、パンに厚みがあるために中まで解凍できない場合もあります。

惣菜パンなどは、一度軽くレンジで加熱してからトースターに入れるといいでしょう。

我が家のトースターは、冷凍したままのパンだといつもよりも焼き色が薄かったり、焼き色をつけようと時間を延ばすとパサついたりと上手く解凍できません。

冷凍したパンを解凍できるトースターとできない物とがありますので、一度試して上手くいかなかった時は、レンジで少し温めてからトースターに入れると上手く温められますよ。

冷凍保存するときは解凍しやすい状態で

パンを冷凍保存するときは、解凍しやすい状態で保存しておきましょう。

小型パンは一つずつラップに包んでおく、食パンやフランスパンなどの大型パンは、スライスして１枚ずつラップに包んで冷凍するなど、面倒でも冷凍する時に小分けしておきましょう。

ラップで包んだ後は、必ずジップロックなどの保存袋に入れてから冷凍庫へ入れてくださいね。

まとめ

パンの保存は、冷凍保存を上手く活用することで、より美味しくパンを食べることができます。

パンは、常温で保存しておくとどんどんと水分が出てしまいます。保存状態が悪いとカビが生えてしまうことも。

せっかく作った（または買った）パンは、最後まで美味しくいただきたいですね。