手軽にパン作りが出来る便利なインスタントドライイーストですが、保存方法を間違えるとパンが上手く発酵せず失敗してしまうことがあります。
インスタントドライイーストは生きていますので、きちんとした方法で保存する必要があります。
インスタントドライイーストは冷蔵庫で保存
購入するときはインスタントドライイーストは常温の棚に陳列されています。
このことから、インスタントドライイーストは常温で保存しても大丈夫だと認識されている方が多いようです。
インスタントドライイーストは菌で、生きていますので、一度開封し空気に触れると活動を始めます。
パン作りに使うまでにインスタントドライイーストの活動を、最小限にするために、開封後は冷蔵庫に入れる必要があります。
常温保存では発酵の力が弱まる
インスタントドライイーストは生きています。
インスタントドライイーストが、一番活動が活発になる温度は30℃前後。
一度空気に触れると菌が活動を開始していきますので、この活動を止めるために出来るだけ温度の低いところで保存し活動を止めなくてはいけません。
常温では、インスタントドライイーストの活動を止めることはできずに、どんどん活動してしまいます。使う時には、活動できない菌になってしまっていることがあります。
少しでも活動を少なくするには、冷蔵庫が適しています。一度開封したインスタントドライイーストでも、冷蔵庫のように温度の低いところで保存することで活動を停止させ眠らせておくことができます。
密閉容器で保存
低温で保存することに加えて、空気に触れないようにするために密閉容器で保存することも大切です。
インスタントドライイーストは、周りに酸素があると活動を始めます。逆に酸素が不足すると活動を止め休眠状態となりますので、できるだけ密閉容器に入れて保存することが望ましいです。
密閉容器は蓋がしっかり閉まるものであれば大丈夫です。
タッパーなど、蓋がピタッと閉まるものに入れて保存しましょう。
冷凍保存も可能
インスタントドライイーストは、冷凍保存も出来ます。
賞味期限までに使い切れない時は、早めに冷凍庫に入れるといいでしょう。
冷凍したイーストは、使う前に室温にしばらく出してから使うことをお勧めします。
冷たくなりすぎたイーストは発酵が少しゆっくりになることがあります。
イーストは冷凍してもサラサラとした状態で、全部が一つに固まってしまうことはありません。使う分だけ計量して、室温に少し出してから使ってください。
小分けパックも販売されている
インスタントドライイーストは、パン作りを頻繁にされる方であれば、こちらのような500gの物を購入して頂いても、しっかり保存をしておけば問題ありません。
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賞味期限は、購入するお店にもよりますが、半年くらい先の物が送られてくることが多いです。
これは、お店がどれくらい商品を回転させているか、にもよりますので一概には言えませんが、私の経験上、半年くらいは先の物がほとんどでした。
パン作りを月に数回しかしない、という方は3gの使い切りサイズがお勧めです。
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1袋3gという使いやすいグラムが助かりますね。イースト3gという量はレシピで最も多いg数ですし、自分で計量せずに使えて便利です。
使い切れるので、開封後の保存状態を気にしなくてよいので、発酵が弱まる心配もなく安心です。
まとめ
インスタントドライイーストは、開封後に常温に長い時間置いておくと活力が弱まります。
一度空気に触れたインスタントドライイーストを温度の高いところに置いておくと、どんどん活力が低下していってしまいます。
実際に、常温で数ヶ月保存していたインスタントドライイーストを使ったら、パンが全く膨らまなかった!!という悲しい声もありました。
必ず、冷蔵庫で保管するようにしましょう。
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