夏場にパン作りをする際の注意点について解説します。
暑い季節は室温が湿度も高くなるため、生地の状態や発酵に影響が出ることがあります。
そこで、本記事では初心者でも実践できる、夏場にパンを作る時のポイントを5つ紹介します。ぜひ、パン作りに挑戦する際には参考にしてみてください。
温度管理
夏場は室温が高くなるため、発酵や生地の成形に影響を与える可能性があります。
特に高温多湿の場合は、生地がベタついたり発酵が早く進んだりすることがあります。
そのため、冷房をつけるなどして室温を下げましょう。ただし、エアコンの風が直接当たると生地が乾燥してしまうので、エアコンの風が当たらない場所で、発酵や作業するなどの工夫が必要です。
生地の水分量を調整する
夏場は湿気が多いため、生地に必要な水分量を調整する必要があります。
水分が多いと生地がベタついたり、発酵が進みすぎたりすることがあるため、水分を少なめに入れるなど調整してください。
発酵時間を調整する
夏場は室温が高くなるため、発酵が早く進みやすいです。
そのため、通常の発酵時間よりも短くなる場合があります。
室温が高い時は、早めにパン生地の状態を確認し、発酵が完了していれば、次の工程に移りましょう。
パン生地を冷蔵庫で発酵させる
夏場は、生地の温度が高くなりやすいので、冷蔵庫で長時間ゆっくり発酵させる方法をとることもおすすめです。冷蔵庫で発酵させるには時間は長くかかりますが、粉が十分に水分を吸って、生地がベタつく夏場でも、作業しやすくなります。
ただし、生地が冷えすぎて硬くなることがあるため、作業する前に室温で30分程度休ませ、生地の温度を戻すと作業しやすく、後の発酵もスムーズに進みます。
手の温度に注意する
夏場は手の温度が高くなりやすいです。
生地に触れる手の温度が高いと、発酵や生地の成形に悪影響を与えることがあるため、あらかじめ材料を冷やすなどの工夫が必要です。また、生地を触る時間をできるだけ短くすることもおすすめします。
まとめ
夏場にパン作りをする際には、高温多湿による生地の変化や発酵の影響など、いつもと違う状態になることがあります。
しかし、室温管理や生地の水分量、発酵時間の調整、冷蔵庫での発酵方法など、工夫することで、夏場でも、失敗せずに美味しいパンを作ることができます。
是非試してみてください。
