イースト臭のするパンの原因 イースト臭のしないパンを作るには

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パン作りの疑問

パンに使っているイースト。種類は色々ですが、パンを作った後にイーストの匂いが残っている、イースト臭いパンが焼けた、ということはありませんか?

イースト臭のしないパンを作るにはどうすればよいのでしょうか?詳しく解説していきます。

イースト臭いのしないパンを作るには

イーストの臭いが残る・・・手作りパンを作っておられる方から聞く悩みの一つです。

イーストは適切に発酵していればニオイは残りません!

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不活性なイーストが残っている

焼きあがったパンがイーストの匂いがした、この場合は不活性なイーストがパンの中に残っている状態です。

イーストがちゃんと活動してないということです。

イースト臭いがする原因は

  1. 材料が混ざっていない
  2. 発酵不足
  3. 発酵温度が高い
  4. イーストの量が多い

以上のことが考えられます。一つずつ解説していきます。

材料をきちんと混ぜる

イーストの匂いを無くすにはどうすればいいのでしょうか。

まずは、材料をきちんと混ぜてください!

具体的には、イーストを粉類と混ぜておく(粉合わせ)方法です。

塊が残っていたりすると上手く発酵してくれません。

ボウルに粉類を計り入れたら、水分を加える前にヘラで混ぜましょう。

発酵を長めにとる

発酵が短いとイーストは活動しきらずに残ってしまいます。結果、パンからイーストの臭いがします。

発酵を長くしてみてください。時間は10分~15分くらいから長くしてみてください。(一次発酵も二次発酵もどちらも)、生地が適切な大きさになるまでしっかりと待ちます。

もしくは低温で長時間じっくりと発酵させる。

一次発酵なら生地が二倍になり、フィンガーチェックでしっかり指の後が残る状態まで発酵させましょう。

指の穴が残らずに、パン生地が戻ってくるようなら、発酵は完了していません。

二次発酵はパン生地が1.5倍になるまで待ちましょう。

これである程度は軽減されると思います。

ちなみに過発酵の場合は焼き上がったパンからイースト臭いではなく、アルコール臭がします。

発酵温度が高い

発酵時の温度が高い場合はイーストが活動しきれない間に生地が大きくなり、イースト臭が残ることがあります。

発酵は35℃より高くならないようにしましょう。

今までに40℃で発酵させて作ったことがありますが、イースト臭が残りやすいです。

イーストが適切に活動できる状態を作ることが大切です。

イーストの量が適切でない

イーストの量が多い場合にもイースト臭が残ります。

この場合は、レシピの見直しが必要になります。

イースト量を調整するには知識もいりますので、ご自身で配合などを考えることが出来る方以外は、他の美味しいレシピを探す方が早く問題が解決します。

イーストの臭いが残ると感じているならば、そのレシピは自分に合っていないのかもしれません。

臭いの感じ方も人それぞれですので、同じレシピでも臭いがしない!と感じる方と、イースト臭が気になるという二つに分かれます。

作り手の好みや感覚でレシピは作成されていますので、ご自身で臭いがすると感じたら、そのレシピは自分には合っていないということです。

まとめ

イーストを使うとイースト臭がする!というのは間違いです。配合や工程が適切であれば小麦の香りが引き立つ美味しいパンが焼けます。

天然酵母でも使い方を間違えは酸っぱい匂いがしたり、お酒のようなアルコールの匂いが強いパンが焼けることもあります。

イーストでも美味しいパンが焼けることをみなさんにも知って頂けると嬉しいです。

コメント

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